頭痛・眼精疲労外来

頭痛にも様々なタイプがあります。中には他の病気が原因で頭痛を招いていたり、くも膜下出血のような命に関わるものもあります。今まで経験したことがないような激しい痛みが突然襲ってきたり、いつもとは違う頭痛だったりした場合は、総合病院で精密検査をしてもらうようにしましょう。

一方で、こうした危険な頭痛は全体の1割未満です。残る9割は筋肉や筋膜、ストレス、過労などが原因の頭痛です。特に緊張型頭痛と片頭痛（混合型含む）だけで、頭痛全体の8割近くを占めていると報告されています。

緊張型頭痛や片頭痛が起こるメカニズムは明確になっていませんが、主な原因は筋肉の緊張や血行不良、そしてストレスです。ですから、病院でも筋弛緩薬や抗うつ薬・抗不安薬が処方されるのです。

当院ではトリガーポイント理論や独自のクリニカルマッサージによって、頭痛を引き起こしている筋筋膜や心の緊張を解し、血液やリンパ液の循環を促していきます。こうしたトリートメントによって、単にその時々の痛みを抑えるだけでなく、頭痛になりにくいカラダへと導いていくのです。

 

また、「頭痛」と言ってもその痛みを引き起こしているのは、額やこめかみの筋肉ではないことがよくあります。胸鎖乳突筋や頸板状筋、僧帽筋など、首・肩・背中周りの筋肉が硬く凝り固まったり、眼精疲労などから頭痛を招いているケースも多いです。

 

そのため当院では、肩と目を温めて筋肉の緊張を緩めてから、原因となっている部位を的確にほぐし、血行を促して頭に十分な血液が届くようにしていきます。頭痛や眼精疲労、かすみ目以外にも、肩や首のコリ、耳鳴りやめまいなどの症状改善にも繋がります。

こんなお悩みありませんか？

• 目が痛過ぎて勉強できない
• 小まめに休憩したり、目薬をさしたりしているけれど、すぐにまた痛みが出る
• 目の奥に鈍い痛みがある、こめかみ周辺の頭痛もする
• 明るい光や日差しを見ると、眩し過ぎて目を細めないと見れない
• まぶたが重い、時折ピクピク痙攣もする

夜遅くまで明かりを灯し、勉強に励む受験生。必死にガンバル姿は親にとって誇らしいものですが、身体を壊しては元も子もありません。そんな受験生によくある症状が、この「目の痛み」です。そして実は当院にも目の痛みを訴えて来院される受験生の方が毎年かなりいらっしゃいます。

眼科に行っても「異常なし」と言われ、目薬をさしたり休んだりしても痛みが治まらない…。こうした症状の大半は、疲れ目が進行した「眼精疲労」です。目の筋肉や神経の使い過ぎで、疲れが極度に溜まってしまっているのです。温めたタオルを目の上に置いたり、指で目のツボを押したり、遠くを見たり…とセルフケアで行えることも色々とありますが、それだけでは回復が追いつかない状態なのです。

勉強をし続ける限り、眼精疲労は付いて回ります。ですがそんな目の疲れを一旦しっかりリセットし、目に疲れが溜まりにくい状態を作っていきます。目の周りだけではなく、首から背中、肩周りや腕などのコリもほぐして、上半身の血行を改善し、身体をスッキリさせていきます。

また、悪い姿勢が続くと、疲労が溜まりやすかったり、肩こりや腰痛になりやすかったりするため、ソフトな骨盤矯正やパートナーストレッチなどで歪みを整えていきます。